2/12 シンポ「創発する自然‐文化」予告(無料)
ラトゥールやハラウェイによるnatureculture論の浸透、有機体と物質を等しく情報と意味の記号過程として読み解く生物記号論やサイバネティクスの浸透、環境人文学が取り組む環境と人間の相互作用の解明、ソーシャリズムへのエコロジー思想の導入、そして人類学における多自然主義の登場。
自然/人工の二元論がもはや自明ではない今、回帰すべき純粋な自然も、自律した人間像も幻想にすぎない。
今注目すべき、自然物と人工物とのあいだをひらき、あいだで生成を続ける「具体」を、共生論、人類学、ポストコロニアル文学が提起する。
日時:2/12(火) 12:00-15:00+α
場所:公益財団法人 早稲田奉仕園 セミナーハウス一階100号室
(〒169-8616 東京都新宿区西早稲田2-3-1)https://www.hoshien.or.jp/map/
逆卷しとね(共生論)
「風景を創発するこの有限な身体――ダナ・ハラウェイからBabuまで
西亮太(ポストコロニアル文学・文化論)
「コモンズ再訪――「ふつうのもの」へ向けて」
石倉 敏明(芸術人類学)
「朽ちること、土に還ること:Geos からBios を考える」
主催: 三村 尚央(千葉工業大学)
参加自由/無料/予約不要
問い合わせ先: vortexsitone@gmail.com(逆卷)